抗ガン剤治療における副作用に対してのセルフお灸治療
がんについて
がん細胞は異常で、分裂をいつまでも続け、無秩序に どんどん増え続けます。
がんは、遺伝子に傷がついて起こる病気であり、何らかの原因で遺伝子に傷がついて
細胞の増殖をコントロールでき なくなると、細胞は無秩序に増え続けるようになります。
がん組織はどんどん増殖しているので、他の正常な組織のための栄養をどんどん奪ってしまい
体は必要な栄養がとれず、 衰弱してしまいます
がん治療では、がんの種類や大きさ、部位などによって
手術、杭がん剤、放射線などを単独で、 もしくは組み合わせて行うようです。
抗がん剤治療の目的
・がんを治癒させるため
・がんの転移を防ぐため
・再発防止
・がんの成長を遅らせるためなど
抗がん剤の副作用
投与日 | : | アレルギー反応、吐き気・嘔吐(おうと)、血管痛、発熱、血圧低下 |
2~7日 | : | 疲れやすい、だるい、食欲不振、吐き気・嘔吐、下痢 |
7~14日 | : | 口内炎、下痢、食欲不振、胃もたれ、骨髄機能の抑制(白血球減少・血小板減少) |
14~28日 | : | 脱毛、皮膚の角化やしみ、手足のしびれ、膀胱炎、骨髄機能の抑制(貧血) |
参照:https://ganjoho.jp/public/dia_tre/attention/chemotherapy/about_chemotherapy.html
抗がん剤は、がん細胞に作用する薬です。
正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、
抗がん剤の作用の影響を受けやすい。
感染しやすくなったり(白血球減少による)
貧血・出血・吐き気・口内炎・下痢・味覚の変化・脱毛・皮膚の障害・爪の変化などの症状が
副作用として現れます。
心臓、腎臓、膀胱(ぼうこう)、肺や神経組織の細胞が影響を受けることや
生殖機能に影響がおよぶこともあるようです。
副作用別のお灸(セルフ)
自宅でのお灸のやり方
①症状別のツボを選び、水性ペンなどでマークします。
②簡易灸に火をつけます。
火を使わないタイプや煙の出ないタイプなども売られています。
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③火をつけた後にマークを付けた場所に置く
以上です。
◇吐き気・嘔吐
命門:おへその反対側で背骨の上
もしくは背骨から小指は幅分横(沢田流)
その他:腹式呼吸(息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹をへこませる呼吸)
続きは、次回書かせていただきます。